なんちゃって看護師の徒然育児

一児の母。資格はあるもののほとんど他業種で働いていたなんちゃって看護師です。

ミニマル思考看護師が、出産前後に揃えたベビー用品一覧

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 和泉(id:c151014)です。他業種歴の方が長いなんちゃって看護師です。ベビー用品を揃えるにあたって「産前産後は出費がかさむし、少しでも節約したい!」「家にものを増やしたくない!」と思い、育児ブログや育児雑誌を読みあさり、必要最低限のものだけを揃えました。また、家にあるもので代用できそうなグッズは購入を見送りました。そんな私が実際に購入したベビー用品を紹介します。
 また、検討し尽くしたはずの購入リストでしたが、それでも発生してしまった「短い期間しか使わなかったベビー用品」や「最初から用意しなかったベビー用品」も併せて紹介します。

出産前後に揃えた活躍中のベビー用品一覧

ベビーカー アップリカ:ラクーナ

 「新生児期から幼児期まで使えるAB型ベビーカー」「電車に乗ることを想定して、改札を通る幅であり畳みやすく軽いもの」という条件で探しました。実際に使ってみてよかった点は「リクライニングがほぼフラットになる」「日よけカバーの一部がメッシュになっていて様子を見れる」です。
 ベビーカー・抱っこ紐は多機能な製品が多い分、迷ってしまってなかなか決められませんでした。最終的に、条件を満たすベビーカーで他と比べ安価なものにしました。

抱っこ紐 エルゴベビー:アダプト

 「肩・腰に負担のかからないもの」「インサートなしで新生児期から使えるもの」「正面抱きは出来なくてもよい」「体格差のある夫と兼用出来る」という条件で探しました。実際に使ってみてよかった点は「バックルが外れても留め具が引っかかるようゴムがついている」「日よけカバーがついている」です。
 2週間検診・1ヶ月検診に抱っこ紐で行く予定だったので、手軽にインサート無しで使えるタイプに比重を置き、アダプトを購入しました。今は、対面抱きだと周りを見ようと反り返るので「正面抱き出来るタイプのが良かったかな…」と思っています。また、ベーシックな布素材だと夏場めちゃめちゃ暑いので、メッシュ素材をお勧めします。冬場は抱っこ紐用ケープ使えば、メッシュでも充分というくらい、赤ちゃんは体温高く熱かったです…。
 夫とは約身長30cm、体重30kgほど違うのですが、ストラップの長さを変えるだけで二人とも使えます。逆に、ウエストベルト・腰サポート部分があり、サポート部分までしかウエスト部分のストラップを短くできないので、細身の方の方がエルゴは合わないかもしれません。「ウエストが緩くて使えなかった」という意見を聞いたことがあります。
 エルゴは種類がたくさんあって、それぞれ機能や特徴が分かれているので迷いました。決めかねている方は、アダプトシリーズと360シリーズの機能両方を持っているOMNI360を購入すれば間違いないかと思います。新生児用インサート不要で対面抱きが出来る、上位互換品のようなタイプです。

サブ抱っこ紐 コニー

 背中スイッチが出てきて、寝かしつけが難しくなってきた生後2ヶ月頃に「コニー抱っこひもを使うと赤ちゃんが寝る」という口コミを見て購入しました。寝返りを覚えた生後5ヶ月半までは、これを使ってました。なぜ5ヶ月半までかというと、以降は抱っこすると足を突っ張る・左右前後を見ようとして体をよじる等しておとなしく抱かれてくれなかったからです。
 生後2ヶ月~5ヶ月の間は、お昼寝の時はほぼ必ずコニー抱っこ紐で抱っこして寝かしつけてました。寝入った後は、そのままの状態でソファにもたれ休んでいました。柔らかい素材なので、赤ちゃんも苦しそうではなく、そのまま2~3時間寝ることが多かったです。ただし、抱っこ紐を外さず寝かす場合は、服や体が鼻・口を塞いでいないか確認して下さい。スリングや抱っこ紐で窒息する事故もじっさありますので…。
 ちなみに、生後5ヶ月以降はお蔵入りになったかというと、そうでもありません。ベビーカーでの外出中、グズり始めた時に使っています。軽くて薄いので持ち運び便利ですし、さっと使えるので重宝しています。外出中にグズる理由は、我が家の場合「抱っこしてほしい」「眠い」なので、密着度の高いコニーだとすぐに落ち着いてくれるのもありがたいです。

抱っこ紐用ケープ

 冬生まれだったので、外出すると寒いだろうなと思い用意しました。ベビーカーにも装着出来るタイプです。エルゴの純正のものではないですが、エルゴにも対応していたので購入しました。あるとないとでは大違いの暖かさだったので、冬に備えてあるといいかなと思います。

チャイルドシート グレコ

 安全でさえあれば特にこだわりはなかったので、ちょうど安かったグレコにしました。座り心地を完全に無視してしまったので「心地悪くて泣くかな…」と思いましたが、そんなことはなくおとなしく座っています。メッシュ素材で暑がりな赤ちゃんにも良い感じです。

ベビーバス 永和:新生児用ベビーバス

 このベビーバスの使いやすいところは、45度位の傾斜+股ストッパーがついていて、赤ちゃんを斜めに寝かせているような体勢で固定できます。そのため、もちろん目を離してはいけませんが、赤ちゃんを湯に入れた状態でも両手を空けられます。手が塞がらないので、ワンオペでも余裕を持って沐浴出来ます。

ベビー用椅子 バンボ

 腰が据わり始めた頃から使っています。おすわりだと視界が変わって楽しいのか、その場から動けない割には機嫌良く遊んでいます。また、離乳食を食べさせるときに重宝しています。

メリー タカラトミー:くまのプーさん選べる6WAYジムに変身メリー

 おもちゃ関連で一番お世話になったのが、Twitterで「プーメリー」と呼ばれていたこのメリーです。生後1ヶ月頃から、メリーを目で追っていました。生後2ヶ月の頃には、メリーを見て手足を動かしたり声を上げたりして、3~4ヶ月頃以降はメリーを掴もうと手を伸ばしたりしています。こんなに長い期間、夢中になって遊んでいるおもちゃは今のところプーメリーだけです。今はつかまり立ちジムとして使っていますが、相変わらず楽しそうにしています。

授乳クッション

 元々家にあるクッションで代用しようと思っていたのですが、病院で貸してもらったところめちゃめちゃ便利だったので購入しました。生後3ヶ月頃までは、このクッションなしで授乳出来ませんでした。それ以降は体が大きくなり、クッションからはみ出してしまうのと、体を大きく動かすようになって安定しないので卒業しました。今は、私の抱き枕や、おすわり練習の際のクッションとして使っています。コの字型クッションを購入したのですが、コの字部分に座らせるとジャストフィットするのでいい感じです(笑)

衣類

 10枚セットの肌着と、ドレスオールを3着用意しました。毎日洗濯すれば3枚でも足りるかなと思っていたのですが、オムツから漏れたり、吐き戻しがあったりと、1日1回以上着替える機会が多かったので、早々に4着追加で購入しました(笑)7枚あれば、1~2日に1回の洗濯で服が足りなくなるということはありませんでした。

用意した消耗品

ベビー用綿棒

 便秘時の綿棒浣腸用に用意しました。新生児期だと1日1回~便が出るのが正常ですが、便秘になりやすくもあり、我が家の場合も1~2日くらい便が出ない日があったので活躍しました。その他には、指の間のゴミを取ったりもしました(笑)

ベビーオイル

 便秘時の綿棒浣腸用に用意しました。ベビー用綿棒に垂らして滑りをよくします。

ベビー用ボディーソープ

 ピジョン 全身泡ソープ しっとり ボトル 500ml (0ヵ月~)は、髪・顔・体すべて洗えるので、これひとつで済ませています。

ベビー用ボディーローション

 沐浴後に顔~体まで全身保湿しています。アレルギーリスクの高い赤ちゃんに、毎日保湿をすることでアレルギー累積発症率が優位に低下したという研究があります。*1肌トラブルを予防する意味で保湿しています。スキンケアやアレルギーに関することは、アレルギー専門医のほむほむ先生
pediatric-allergy.comを参考にしています。

白色ワセリン

 よだれかぶれの時に活躍しました。ワセリンを塗ると水分を弾いてくれるので、かぶれの悪化を食い止められました。ワセリンを塗る前には清潔に洗って下さいね!
 また、離乳食を始めてからは、口周りにワセリンを塗ることで食事でのかぶれを予防しています。口の周りの細かい傷にアレルギー食品が触れることでかぶれてしまうので、ワセリンで荒れている皮膚を守ります。

ペットシーツ

 オムツ替えシートの代わりに購入しました。理由は「使い捨てできて衛生的」「オムツ替え途中に粗相があっても吸収してくれる」の二つです。汚れたオムツ替えシートを洗う手間やストレスがないので、購入して良かったです。

オムツ用ゴミ袋 BOS驚異の消臭袋

 「BOS 驚異の消臭袋がとにかく臭わない」という口コミをいろんなところで見かけたので購入しました。本当に臭わないです。どれくらい臭わないかというと、うんち後のオムツを包んだ袋を数日間置いておいても、一切臭いがしないくらい臭わないです。

以前活躍していたけど今は…なベビー用品一覧

バウンサー

 寝返りを覚えた生後5か月半頃から、自分で動きたがり、落ち着いて座っていられずお蔵入りとなりました。バンボに比べ、座位よりも臥位に近いため気に入らなかったようです。おすわりを保てるバンボは機嫌良く座っています。

ベビー用寝具一式

 生後1か月頃までは使っていましたが、以降は敷き布団しか使っていません。ちなみに、寝具一式セットになった商品が多いですが、掛け布団は、季節によってはおくるみやタオルケットでも十分です。また、万が一顔に掛かっても払いのけられるほど軽い素材の方が良いです。限られた期間しか使わないものなので、そこまで高級なものを選ばなくてもよいと思います。
 また、ベビー用枕は、柔らかい素材のものだと、顔の向きが変わった拍子に鼻・口を塞いでしまい窒息する可能性があります。乳幼児突然死症候群を防ぐため、仰向けで寝かせますが(医師からうつ伏せで寝かせるよう指導があった場合を除きます)基本的には枕は要りません。*2

哺乳瓶消毒セット

 元々用意していませんでしたが、入院中に病院が用意していたものを使って「あったほうが便利かも?」と思い購入しました。でもやっぱり、いりませんでした(笑)用意していなかった理由は、哺乳瓶の消毒は不要と知っていたからです。食器用洗剤で洗うだけで大丈夫です。家庭用の食器洗い洗剤で洗浄した哺乳瓶からは、90度以上の熱湯や電子レンジで3分以上消毒した哺乳瓶と同様に、菌は検出されなかった*3という研究結果があります。また、病院で哺乳瓶の消毒をする理由として、早産児・低出生体重児など感染リスクの高い赤ちゃんがいること、ほかの赤ちゃんとの共有物品であること、が挙げられます。家庭で、リスクの低い一人の赤ちゃんに対してでしたら、消毒は不要かと思います。と、ここまで知っていながら、産後メンタルで買ってしまいました(反省)
 おもちゃの消毒も出来ますが、おもちゃを手に持って舐めたりかじったりする頃には、部屋の隅に落ちてるホコリをつまんで拾ってくるし、その指をおしゃぶりしています。家の中で使うだけのおもちゃだったら、消毒もいらないと思います。ただ、外出先に持っていくおもちゃは、出先で汚れる可能性が高いので、消毒したほうがいいかなとは思います。

哺乳瓶の乳首用ブラシ

 いりませんでした。乳首に洗剤垂らしてもみ洗いで十分でした。

ガーゼハンカチ

 赤ちゃんは肌が弱いから用意したほうがいい、と聞き用意しました。しかし「そもそもお風呂から出て、大人用のバスタオルで体を拭いているのに、ハンカチだけ分けなくても大丈夫なのでは?」と思い至ってからは、大人用のタオルやハンカチを使っています。あって困るものではないですが、購入しなくてもなんとかなるかなとは思います。ただ、我が家の場合は大丈夫でしたが、敏感肌の子やアレルギー体質の子だと必要かもしれないので、お子さんの様子を見て判断してくださいね。

おくるみ

 「おひなまきをしてあげると赤ちゃんが泣き止む・落ち着く」と聞き、おひなまき用のおくるみを用意しました。しかし、我が家の場合、おひなまきしても泣き止まないどころか、余計に泣いてしまう子だったので使用しませんでした。私の巻き方が下手だったのか、おひなまきが嫌いだったのかは分かりませんが、そういうパターンもあります。おくるみとして使わなくても、掛け物としても使えるので、あって困るものではありませんが、購入しなくてもなんとかなるかなとは思います。そもそもおくるみをバスタオルで代用するという方もいます。

ベビー用肌着

 冬生まれだったので、「体を冷やしてはいけない」と新生児期はせっせと着せていたのですが、以降はサボりがちになり、生後3ヶ月を迎える頃には一切着せていませんでした。逆に夏はベビー用肌着一枚で過ごしてもよかったのですが、長肌着はともかく、短肌着は本当に出番がないです。おまけに新生児用サイズはすぐにサイズアウトしてしまいます。用意するとしても、長肌着3~5枚で十分すぎるほどだな、というのが感想です。

用意しなかったベビー用品一覧

ベビーベッド

 退院後は敷布団を使う予定だったので用意しませんでした。また、背中スイッチが敏感になってからは、赤ちゃんをラッコ抱きしたまま自分はソファで休むことがほとんどだったので、ベビーベッドがあっても使っていなかったかもと思います。

ベビー用枕

 「仰向けで寝かせてばかりいると頭の形が歪む・絶壁になる」と聞いたことのある方は多いと思います。赤ちゃんは一歳頃まで頭の骨がくっついていません。加えて柔らかいです。そのため、長期間同じ姿勢にしておくと、形が変わってしまいます。平らな布団の上だと絶壁になりやすいとのことで、赤ちゃんの頭を丸く保つため、円形の枕が販売されています。でもこれは個人的には不要かなと思います。寝返りを打つようになると、自然と仰向けで寝ている時間が減り、骨もまた形が変わります。時間と共に自然と形が整っていきます。焦ることはありません。
 また、向き癖のある赤ちゃんの場合、手を尽くしても同じ方向を向きます。我が家の場合も、タオルで頭の向きを固定してみたことがありますが、結局効果なく向きたい方を向いていました(笑)ほとんど平らなところに寝かせていましたが、頭の形はほぼ歪んでいません。多少ボコッとしているところはありますが、自分の頭を触ってみた感じと変わらないです。

赤ちゃん用洗濯洗剤

 洗剤は今まで使っていたものと同じものを使っていました。洗濯自体も、生後一ヶ月を終わる前後くらいから、大人用の服と分けずに一緒にしています。大人用洗剤で洗っても肌荒れしないのを確認し、大人の服と一緒に洗濯した服を着せています。我が家の場合、夫婦ともにアレルギー体質ではなかったので、肌荒れする可能性が低いと考えていたのもあります。心配な方は、かかりつけの医師に洗剤選びや洗濯方法をご相談された方が良いかと思います。

オムツ用ゴミ箱

 消臭袋にオムツを入れ、今まで使っていたゴミ箱にそのまま捨てています。消臭袋のおかげで臭いはありません。「いくら袋に入れているとはいえ、家庭ごみと一緒のゴミ箱に捨てるのは抵抗がある」という方は、用意された方がよいと思います。消臭袋+ゴミ箱+消臭剤を用意すれば、ほぼ室内でも臭いは気にならないと思います。


おわりに

 ベビー用品選びって、大変だけど楽しいですよね。この記事を読むことで、楽しい気持ちはそのままに、選ぶ大変さを軽くすることが出来たら嬉しいです。


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*1:www.m3.com

*2:乳幼児突然死症候群についてはこちらのサイトが詳しくわかりやすいので、参考になさってください。 www.msdmanuals.com

*3:AERA.dotのWEBサイト上の記事ですが、医師の書いた記事であること、記事内の出典元が信頼できることから引用させていただきました。 dot.asahi.com